平成29年〜  
平成28年〜  
平成27年〜  
平成26年〜  
平成25年〜  

平成28年 広報活動

          講演・シンポジウム

 平成28年12月18日(日)山口市小郡にある「山口グランドホテル」において、当センター
主催の「性暴力を考える」講演・シンポジウムを多数の来場者を迎えて開催しました。

  椹木 京子氏 『夫婦間の性暴力』

 日本社会の婚姻間にある夫婦間の性の自己決定権の考え方について問題を提議されました。ジェンダーから開放し、平等の意識を持つためには、社会の変革が必要と思われ、人の意識を変えるための教育、法律整備の必要性を話された。

  工藤 千恵氏 『過去とともに生きるということ
〜性暴力サバイバーの戦いと回復〜』 

 8歳で性被害を受けて、ずっと頭痛等身体的な不調があったが、10年後やっと病院で受診した。性被害を受けてから心身のケアが必要性と重要性が言われた。「性被害者が可哀想な人を思わないでください・・・どんな人にも生きる、回復する、幸せになる力がある。過去を消すことはできないが、回復の先に光があるということを知って欲しい」と呼びかけられた。

  中島 幸子氏 『性暴力その後を生きる』

 長い期間に、体と心が痛みつけられ、耐え難い状況の中で解離したがありました。それに対して情けないと思っていたが、友人との会話で解離は生きていこうという命の力強さの現れであることを気づかれました。「人は他の人の関係の中で傷つくが、人との関係の中で回復していきます。」と話されました。

  高瀬 泉氏

 性暴力被害者が安全にかつ安心して必要なケアを受けられるシステム構築のための調査等に、性被害に関する多方面の研究をされた高瀬准教授はコーディネーターとして、講演者を気遣いながら性被害を受けた後に必要なケア、周りの人が接する時に心構え等について聞かれました。

               ***感  想 ***

*20代女性*

 自分は“サバイバー”であることをつい数ヶ月前に知りました。被害にあったのは約20年前で、警察の資料は残っておらず、時効の問題もあり、このことに向き合おうと今やっと思える段階になっても手段がないことに愕然としております。今日この会で参考になるお話をたくさん聞けましたので、今後自分自身の問題としっかり向き合い、自分の人生を歩んでいきたいと思います。ありがとうございました。

*30代女性*

・夫婦間の性暴力の話は初めて聞いたので、勉強になった。

・社会の変革、やはり馬鹿な男たちの考え方を変えさせなくては!!

・NOと言えないことはYESではない、このことは心に響きます。

・解離の話、中島さんしか分からないことですが、話を聞けて勉強になりました。

*40代男性*

 大変考えさせる講演でした。工藤さんのお話は、大変今後の生活していく上で考えさせられる点がおおかったです。あと、中島さんの話の中で「解離」という話が出ましたが、実際に後輩がそうなったのを見ました。意識を失っていた後、別人のように名前を忘れた状態になったりします。これはパワハラでなっているようですが、性暴力も同じようにもっと社会の問題として、大きく取り上げるべきだと思います。

*50代女性*

中島さんの自己コントロール法が痛々しかった、生き抜いてほしい。今日は何度も髪の毛が逆立ちするような感覚でお話を伺いました。「生きて帰りたい」そのためにフリーズをすることがよくわかりました。もし被害者の話を聴くことがあったら、人格が分裂するという事も踏まえて聞かせて頂こうと思います。

60代女性

 このような三人のパネリストが山口に集まれ講演を聞けたことが幸運と思います。心に傷を負ったまま生き続けなければならない苦しみ、想像に絶します。多くの人が言葉に出来ない被害が多いことが残念に思います。


山口県公安委員会指定 犯罪被害者等早期援助団体
公益社団法人
 山口被害者支援センター
     
Yamaguchi Victim Support Center
      
〒754-0031 山口市小郡新町1丁目15-1
   相談電話 083-974-5115 時間 月〜金  午前10時〜午後4時



Copyright (C) 2013 Yamaguchi Victim Support Center. All Rights Reserved.