・PTSDの症状は、いつ頃消えるのか

・性犯罪の犯行形態と被害回避のための示唆

・性暴力被害者の住民票閲覧制限

・性犯罪の親告罪撤廃の動き

被害者支援トピックス

PTSDの症状は、いつ頃消えるのか

 PTSDは回復可能な病気です。心的外傷の記憶や影響は簡単には消えませんが、それによって日常生活が大きく影響されることがなくなること、トラウマ体験を自分なりに受け入れることができ、「折り合い」をつけることができること、これがPTSDからの回復といえます。つまり、トラウマ体験が消え去ることが目標ではなく、心のキズを抱えながらも日常生活が送れるようになることが回復の目標です。
<引用サイト: http://www8.ocn.ne.jp/~nakaclin/md_21.html

Dr.Mary Harveyの回復基準

(1)

『記憶に対する支配力』を得る。

 侵入・フラッシュバックや悪夢ではなく、自分が必要な時に自分で選んで思い出せる。

(2)

『記憶と感情の統合』ができる

  「記憶」か「感情」のどちらかしかないのではなく、その時のできごとを感情を伴って思い出すことができ、怒りを表現できる。

(3)

『感情耐久力』がつく。

 自傷・嗜癖などをして、自分の感情からの情報を閉ざさなくても、いろいろな感情を全て、幅広く、分けて、感じられ、感情に耐えられ、揺り動かされずに、感情に基づいて行動できる。

(4)

『症状の統御』ができる。

症状を取り除くのではなく、症状を予知、防止、対処、管理できる能力を身に付ける。

(5)

『自尊心』を得る。

 自尊心は「たった一回」の性暴力・性虐待で破壊される。幼児期から長期にわたる性虐待は、自己同一性を混乱させ、自己評価を悪いものにするので、自己イメージの修復が必要。「自尊心」〜「自己統合」へのパスウェイは人それぞれで、個々人が「自分の道」を通っていかなければならない。自傷のコントロールなど、それぞれが身体的安全を得る。

(6)

『自己統合』ができる。

 自己統合」とは、「外部の私」(例えば現在の、うまくいっている、イメージ通りの私)」と「解離」している、「内面の私」(子どものころの私)との統合。一見「ファンクションしている人」の内面世界は、外面と解離して混乱していることがある。

(7)

『安全な愛着』をする。

 「新しいモデル」を見聞きすることによって、「何をもって安全か?」を見極める力をつける。再被害から「孤独」によって身を守る極端を選ぶサバイバーは多いが、回復の中で修復される。

(8)

『意味付け』作業ができる。

 過去の被害」に新たな『意味』を見出す、個々人のユニークな作業。

*この8つの「トラウマからの回復作業」は順次ではなく、同時に行われる。

【段階1】

『安全と自己管理』をテーマに据えながらの、8つの回復作業。

記憶の統制力を持つ。自分の行動を理解して症状を管理する。

【段階2】

『トラウマの統合』をテーマに据えながらの、8つの回復作業。

被害時にシャットアウトしていた「感情」に、自らアクセスして「記憶」と統合する。
*サバイバーは個別のセラピーにおいて、一番よく記憶が取り戻せる。
サバイバーは自助において「孤独ではない」「理解してくれる人がいる」ことを学ぶ。

【段階3】

『他者との関係の再統合』をテーマに据えながらの、8つの回復作業。

過去は「変えられない・回想するしかない」ことを受け入れると、過去に対して感じるものが「怒り」から「悲しみ」に変わる。

<引用サイト: http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/9963/kaifuku.html



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