・PTSDの症状は、いつ頃消えるのか

・性犯罪の犯行形態と被害回避のための示唆

・性暴力被害者の住民票閲覧制限

・性犯罪の親告罪撤廃の動き

被害者支援トピックス

性犯罪の犯行形態と被害回避のための示唆

境原教授は、性犯罪の判例から犯行のパターンを解析し、以下のような被害回避の方法を示しています。

(1)

女児を狙った性犯罪

 多くは下校中の女児を物色しており、女児が自分で家の鍵を開けることから、家人が留守であることを確認しています。一人暮らしの成人女性が狙われる場合も同様です。女児の場合は、無事に自宅に入った後でも、言葉巧みに玄関のドアを開けさせ、家に入り込むことが容易です。
 家に入る時に近所の人が見守るような工夫をすることや、一人で家にいる時には誰が訪ねてきても絶対に応対しないことなどを徹底することが重要です。

(2)

無施錠のドアや窓を侵入経路とする犯罪

 ある事件では、同一犯によって28人の女性が被害にあっていますが、そのうち19件において無施錠のドアや窓から侵入していました。これらの事件では、深夜から明け方にかけて加害者が女性宅に侵入していますが、日中に侵入して女性が帰宅するまで潜んでいる事例もありました。
 在室中施錠することはもちろんですが、外出するときもドアや侵入可能な窓のすべてを施錠することが重要です。

(3)

自動車を使用した性犯罪

 午後11時から午前1時の間に、歩行中あるいは自転車で通行中の被害者に自動車に乗った加害者が接近し、突然襲い掛かかり口をふさぎ、車内に連れ込み人気のないところまで連行し犯行に及んでいます。「抵抗したら殺されるかもしれない」という恐怖感を与えることで抵抗を抑圧しています。
 深夜、人気のない場所へ一人で入り込まない。しかし、同様の犯罪の発生が続いているという事実は、その危険性が社会において十分に認識されていないことを示してます。

【時間別発生状況】

強姦事件:午前0時から午前4時までの時間帯に、全体の約50%が発生している。

強制わいせつ事件:午後10から午前2時までと、午前7時から午前9時までの通勤時間通学時間帯に発生が多い。

引用文献

境原三津夫著 「性犯罪 判例にみる犯行形態と被害回避のための示唆」. 群馬社会福祉論叢第3集 平成23年3月
警視庁ホームページ「性犯罪から身を守る こんな時間、場所がねらわれる」

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kouhoushi/no1/koramu/koramu8.htm



山口県公安委員会指定 犯罪被害者等早期援助団体
公益社団法人
 山口被害者支援センター
     
Yamaguchi Victim Support Center
      
〒754-0002 山口市小郡下郷1560-21
   相談電話 083-974-5115 時間 月〜金  午前10時〜午後4時


Copyright (C) 2013 Yamaguchi Victim Support Center. All Rights Reserved.