犯罪被害者ご遺族等による講演を通じ、中高性を対象に「命の大切さを学ぶ教室」を開催しています。中学生、高校生が対象「命の大切さを学ぶ教室」実施報告講演を通じて、犯罪被害者等の気持ちを理解するだけでなく命の大切さ、家族への感謝の気持ち、自分は大切な存在であることを再認識する機会となっております。

2019年度の実施校は以下のとおりです。

中学生、高校生が対象「命の大切さを学ぶ教室」実施報告

  学校名 聴講人数 講演種別
1 下関市立長府中学校 470 いじめ
2 下関市立長成中学校 250 殺人事件
3 下関市立豊田中学校 190 いじめ
4 下関市立勝山中学校 660 いじめ
5 下関市立彦島中学校 480 いじめ
6 防府市立華陽中学校 600 交通事故
7 野田学園中学高等学校 1220 交通事故
8 山口県立小野田工業高等学校 375 いじめ
9 山口県立岩国高等学校 700 交通事故
10 山口県立防府高等学校 570 いじめ・デートDV
11 山口県立柳井高等学校 150 いじめ
12 防府市立中関小学校 270 いじめ
13 防府市立右田小学校 439 いじめ
14 山陽小野田市立竜王中学校 300 殺人事件
15 山口県立厚狭高等学校 400 いじめ

小学校校長先生 講演をお聞きし、子供たちはいじめの怖さや深刻さを学ぶことができました。実際にいじめによって亡くなられたお子さんのお話、言葉によって傷ついていく心の形などがとても心に残ったようでした。丁寧にわかりやすく、子供たちの心に伝わるようにお話いただき、貴重な学びとなりました。また、展示では展示物に子どもたちもとても見入っており、その表情や言葉から深く学んでいることが伝わってきました。
 この学びを生かしてこれからも自分を大切に、周りの人を大切に成長できるよう、学校でも継続して指導していきたいと思います。

女子高校生 生きているだけで価値がある」ということがわかって、嬉しくて胸がいっぱいになりました。何か辛いことがあった時、支えあえる絆を築く為に、今以上に家族や友達など大切な人に「ありがとう」や「ごめんなさい」といった思いやりの言葉をたくさんかけたいです。


男子高校生 幸せとは、お金がいっぱいあって、好きな時に好きなことができて、食べたいものが食べられることだと思っていましたが、当たり前の日常だという事がわかりました。 毎日元気をくれ、温かく見守ってくれる家族、学校で私に居場所をくれる友達、先生、すべての人のおかげで毎日が楽しく、幸せだと思うようになりました。

企業、団体が対象「命の講座」実施報告

大学、職場、団体、グループ等を対象とした犯罪被害者支援に係る啓発や新たな支援の担い手の確保を図る為、「命の講座」を実施しております。
犯罪被害者のご遺族による講演を通じ、被害者等が抱える苦悩や思いについて理解を深めてもらい、被害者等を地域社会で支え、私達ができることは何かを考える機会となっております。
企業、団体が対象「命の講座」実施報告交通安全週間などに毎年開催される企業もあります。
『社員の交通安全意識を高めたい』等とお考えの企業・団体の皆様、研修等でご依頼ください。

2019年度の実施企業・団体は以下のとおりです。

  企業・団体名 聴講人数 講演種別
1 美祢ロータリークラブ 22 被害者支援
2 周南市教育委員会 40 いじめ
3 山口県農業協同組合宇部統括本部 45 被害者支援
4 宇部西ロータリークラブ事務局 50 被害者支援
5 JA 山口厚生連周東総合病院 1 10 被害者支援
6 宇部商工会議所 40 被害者支援
7 山口南ロータリークラブ 40 被害者支援
8 JA 山口厚生連周東総合病院 2 30 被害者支援
9 防府警察署 100 殺人事件
10 萩警察署 50 殺人事件
11 セントラル硝子 1 178 交通事故
12 セントラル硝子 2 138 交通事故
13 サンデン交通 30 交通事故
14 防府市教育委員会 50 交通事故
15 七夕会 80 被害者支援  
16 柳井地区生徒指導連絡協議会 30 いじめ
17 山口県央ロータリークラブ 25 被害者支援