令和5年5月14日(日)岩城順子氏を講師にお迎えして「犯罪被害に遭うということ」と題し、「犯罪被害者支援 公開講座」をKDDI維新ホール(オンライン配信あり)にて開催いたしました。
講師は講演の中で、支援制度が不十分で周囲の理解も得られず、 心が追い付かないまま仕事を辞め、介護を続けられた経験を話されました。
被害者支援とは関心を持つことから始まる、全国の自治体で公平な支援が受けられること、担当者には、被害者の灯台、道しるべになって欲しい。被害者を正しく理解し、不自由に感じていることは何かを一緒に考えてもらえればと話されました。
聴講者は岩城氏の講演に聞き入っておられ、岩城氏の訴えは聴講された方々の心に響き、多くの感銘を与えられました。
聴講された方のご感想
- 犯罪被害者のことをわかってほしい、理解してほしい、というお気持ちが伝わってきました。そして行政や社会が壁ではなく、手を差し伸べる制度を、全ての件、市町村で展開してほしいとの思いを受け止めました。
- 被害者支援は、被害者、そのご家族が本来の力を取り戻すための支援、との言葉が胸に残りました。お話を頂きありがとうございました。
- 住んでいる市の犯罪被害者支援について、詳しく知る必要があると感じました。
- 二次被害について考えさせられました。近所の人の何気ない一言。興味本位の行動、マスメディアなど傷ついた人を更に傷つけるのも“人”なのだと思い、心が痛むと同時に考えるべき視点だと感じました。
- 講演をお聴きし、知らない事が多いことに気づかされました。自分も言葉で傷つけたことがあるかもしれないと反省しました。